知ってた?貯金はただの戦時の国策!
貯金を推奨したのは昔の政府
— ぱんだぶろぐ@資産形成でhappy♥️ (@vPIwoo3TKdnmvF7) 2019年6月18日
金利は6%位つけてた
当時、タンスの金は何も生まぬ死んだ金だと言い切った
戦費が欲しいから
時は流れ、政府は投資をしろと、貯金は死んだ金と暗示している
貯金で動かない金を市場に吐き出させたいから
思惑は確かにあるが、否定、非難しても個人の得にはならない
みなさん貯金は好きですか?
そして、貯金をするように親から教育されましたか?子供に教育してますか?
きっと、90%くらいの人はやってますよね。
でも、なんで貯金するんだろうって、考えたことありませんか?
「いやいや、常識だろ。」
「家にあっても危ないし、少しだけど預けるだけで金利も付けてくれる銀行に貯金したほうがいいだろ。」
なんて声が聞こえてきそうですね。
ということで、今回は、貯金の始まりについて、ざっくり説明します。
今回は貯蓄の歴史について、ざっくり書こうと思います。
歴史と言うと、もうページを閉じたくなりますが、難しくないように説明します。
損はさせませんよ。
---------------
・貯蓄が大好きなのは、日本人だけ?なんで?
・貯蓄が広まったのはいつごろ?
・貯蓄は誰のために始めたのか?
まとめ
・貯蓄の必要性、利益性について
----------------
・貯蓄が大好きなのは、日本人だけ?
これは、よくメディアでも言われていますね。日本人もそうですけど、どっかの外国の投資家とか。
これは本当なんです。日本の総資産は約1700兆円ですが、約52%が現金もしくは貯金なのです。およそ850兆円!
それに対して、アメリカは約13%、ユーロ圏は約35%となっています。日本と比較すると、かなりの差です。
かくいう私もお金を増やすといえば貯金しか思いつきませんでした。
では、なぜ日本人はこんなにも貯蓄大好きなのでしょうか?
単刀直入にいえば、政府に先導(洗脳)されたからなんです。
「江戸っ子は、宵越しの銭はもたねぇ」
なんてセリフ聞いたことありますよね。
大袈裟でもなんでもなく、大昔の日本人は、そうだったんです。せこせこ金を貯めて喜んでいるのは金貸しかがめつい商人だけだったんです。
でも、時代は明治になり、近代化が急速に進んでいきます。そして、お金に関する考え方も、だんだんと変化していったのです。
(国の中枢だけ。要は金集めの知恵をつけた。)
そして、日本は色々な戦争をすることになるのです。
(詳細は割愛しますが、戦争とは、自国の利益を得るために行うものであり、領土だったり、権利だったりします。)
さらに、戦争には莫大な資金がいる。
ちょっと想像すれば分かりますよね。兵士が50万人とかいて、それぞれに銃やら装備やら、そして後々日本軍のやらかした兵站(食料)やら、飛行機やら戦車やら戦艦やら・・・・・・・。
政府上層部
「あ~、金かかる!国民からどうにか集めろ!考えろ!」
そして色々なことをやり、政府と個人がウィンウィンになる政策をとっていきます。
-------------------
・貯蓄が広まったのはいつごろ?
まさに歴史の勉強になるのですが、貯蓄が本格的に広まったのは1900年頃といわれています。
この時期に金融の制度がたくさんでき、金融機関と政府が主導して個人の貯蓄を習慣化しようと強力に推進しました。
そして郵便局の出張所や集金所を全国にたくさん作り、お金集めしやすい環境を整えていきます。
そこから政府はターゲットを絞ります。。。。
そのターゲットになったのは国民の半数を占める農業者や小学生。
小学生をターゲットにするとは、随分な手法だと思います。
賢いことに、切手預金なるものを作り、子供が切手を集めながら、楽しく貯蓄をしていける制度をつくったのです。(欧州のマネですが)
その他にも色々な施策を打ちます。その中で、一番のもといえば、なんといっても金利でしょう。
「貯蓄をしてくれた者には、年利5%を授けよう」
と、金利を定めたのです。
「タンス貯金なんかしてても、何もいいことないぞ。盗賊に盗まれたり、火事で焼けたり、洪水で流されたりしたらなんにもなくなるぞ。仮になくならないにしても、それは死んだ金であり、何も生み出さないぞ。」
と国民に知らせます。
そして、
「預金をすれば、ねずみ算式に金は増えていくぞ」
と説明したのです。
ねずみ算、わかりますか?
いまで言う、複利効果です。(複利効果は、次回説明しますね。)
そして、なんやかんや貯金はいいぞ、儲かるぞと広まり、政府はほんの数年で財政を倍ほどに増やすことに成功したのです。
う~ん、やっぱり国民は踊らされていますねぇ。
------------------
・貯蓄は誰のために始めたのか?
あ、答え言ってますね。
そうです。政府のためです。
「戦争をして、領土、権利が欲しい。そのためには金が必要。
そうだ、国民からせしめればいい。でも、ただ単に巻き上げても反感を食らう。
ならば、金利という餌をぶら下げて集めろ!我が国の半数を占める農業者や小学生からも集めよう!小学生には、貯金の美徳を先生に喋らせるのだ!」
そうして政府は莫大な資金を手にすることができたのです。それが1907年頃のこと。ここから日本は第一次世界大戦へと突入するのです・・・。
-----------------
まとめ
・貯蓄の必要性、利益性について
このように、金利が5%もあるような時代では、貯金は資産を形成するための有効なツールだったのです。
バブル時代においても、金利は7%位まで上昇しています。
そう、貯蓄の正体とは、
「貯金は美徳であり、預けてお国の為になり、なおかつ金利を得られる」
ということだったのです。
しかし、そんな時代を生きてきた私のひいじいさん、じいさんから教えられた世代(親)は、貯金をしていれば大丈夫と思い込みます。
バブル時代までは確かにそうでしたけどね。
でも、弾けて早30年。金利は0.01%。100万円で付く利息は100円。ATMで手数料とられたらもう-8円です。
未だに貯金の幻想から抜け出せていない日本人が大多数なのです。
先に書きましたよね。政府は「タンス預金は~中略~死んだ金であり、何も生み出さない」
と言い切っていたのです。営業トークですが、まさにそのとおり。
そして、政府は今、なんと言ってますか?
IDECO、NISAで資産形成。投資信託でローリスクで資産を増やそう!
そのために、少しの税金は目を瞑ります。とりあえず、国民の皆さんに投資に興味を持ってもらうために!
そして、850兆円ある死んだ金を世に出し循環させるために!
確かに不測の事態のために、ある程度の現金、預金は必要です。
しかし、世の中にはリスクの低い金融商品はたくさんあります。何も株式、FXの無謀な売買でで博打を打てと言っているわけではないんです。
そして、この世の中に絶対に儲かる商品はないんです。お金を得るためにはリスクをとって行動しなければならないんです。自分で考え、勉強して。
勉強もしないで、絶対儲かるからと不動産投資なんかをやると、ころっと騙されるのです。なんちゃらの木馬とかまさにそすです。
そんな旨い話しがあるなら、自分で全部買い占めますよね、だってリスクがないんだから。
だから、悪徳業者はリスクを上手く隠し、巧みに擦り寄ってくるのです。
みなさん、しっかり自分で勉強しましょう。ネットで得られる知識はほんの少しです。
あなたはどんな人生を歩みたいですか?